Apple M シリーズチップを搭載した Mac に macOS 仮想マシンをインストールする

0 users found this article helpful

Parallels の技術者は、Apple と共同で、Apple M シリーズチップを搭載した Mac 上で動作する macOS 仮想マシン(VM)の世界初のプロトタイプを完成させました。Parallels Desktop 18 for Mac を使用すれば、数回クリックするだけで Apple M シリーズチップに macOS 仮想マシンをダウンロードしインストールすることができます。 


: Parallels Desktop では、Apple M シリーズチップを搭載した Mac コンピューターの .app インストールイメージから macOS 仮想マシンを作成することには対応していません。


要件

1. Apple M シリーズチップを搭載した Mac に macOS Monterey 12 仮想マシン(macOS ARM VM)をインストールするには、 Mac コンピューターにメインの macOS として macOS Monterey 12 Beta 3 以降がインストールされている必要があります。

2. macOS Monterey を搭載した Mac に macOS Ventura 13 仮想マシンをインストールするには、お使いの macOS Monterey 仮想マシンを macOS Ventura にアップグレードするか、メインの macOS を macOS Ventura にアップグレードするしか方法はありません。

自動インストール

macOS Monterey VM をインストールするには、Parallels Desktop を起動し、以下の手順に従います。

1. 上にあるメニューバーで Parallels Desktop のアイコンをクリックし、[コントロールセンター] を選択します。

2. 右上の [+]  > [続行] をクリックして右方向にスクロールし、[無料システム] で [macOS をダウンロード] を選択します。

3. [ダウンロード] をクリックし、インストールに進みます。

手動インストール

他にも、必要なインストールファイルを手動でダウンロードすれば、ローカルファイルから新しい仮想マシンを複数インストールすることができます。 

macOS 12 のインストール

  1. ダウンロード URL を取得します。それには、ターミナルで次のコマンドを実行します。

     /Applications/Parallels\ Desktop.app/Contents/MacOS/prl_macvm_create --getipswurl
     
  2. 出力された URL をコピーし貼り付けて、ブラウザで表示します。
  3. ファイルのダウンロードが完了したら、次のターミナルコマンドを使用します。
     

    /Applications/Parallels\ Desktop.app/Contents/MacOS/prl_macvm_create <path_to_ipsw> <path_to_macVM> --disksize <bytes>

    例:

    /Applications/Parallels\ Desktop.app/Contents/MacOS/prl_macvm_create ~/Downloads/UniversalMac_12.0_21A5294g_Restore.ipsw ~/Parallels/macOS.macvm --disksize 80000000000

    注: macOS ARM 仮想マシンのハードドライブサイズは、作成時に一度だけ設定できます。現時点では、後から変更する方法はありません。
     
  4. インストールが完了するのを待ちます。ターミナルの出力画面に進行状況が表示されます。
  5. 完了したら、ファイルを~/Parallels/(ホームフォルダー > "Parallels")に保管してからコントロールセンターにドラッグ & ドロップするか、Finder から Parallels Desktop でファイルを開いてください。

macOS 13 のインストール

1. Apple ウェブサイトから、macOS 13 .ipsw ファイルをダウンロードします。

2. ファイルのダウンロードが完了したら、次のターミナルコマンドを使用します。
 

/Applications/Parallels\ Desktop.app/Contents/MacOS/prl_macvm_create <path_to_ipsw> <path_to_macVM> --disksize <bytes>

例:

/Applications/Parallels\ Desktop.app/Contents/MacOS/prl_macvm_create ~/Downloads/UniversalMac_13.0_22A5311f_Restore.ipsw ~/Parallels/macOS.macvm --disksize 80000000000

注: macOS ARM 仮想マシンのハードドライブサイズは、作成時に一度だけ設定できます。現時点では、後から変更する方法はありません。

3. インストールが完了するのを待ちます。ターミナルの出力画面に進行状況が表示されます。

4. 完了したら、ファイルを~/Parallels/(ホームフォルダー > "Parallels")に保管してからコントロールセンターにドラッグ & ドロップするか、Finder から Parallels Desktop でファイルを開いてください。

Parallels Tools のインストール

M シリーズ Mac コンピューター上の macOS 仮想マシンの Parallels Tools の機能は非常に限られていることにご留意ください。Parallels の技術チームは、今後の製品アップデートでサポート対象となる機能を拡大しようと取り組んでいます。共有クリップボードはすでに追加済みです。同機能を有効にするには、Parallels Tools をインストールしてください。

  1. macOS 仮想マシンで、Finder を開きます。
  2. サイドバーの [ロケーション] リストから、[Parallels Tools] ドライブを選択します。
  3. [インストール] アイコンをダブルクリックします。
  4. Parallels Tools のインストールが開始されるのを待ちます。プロンプトが表示されたら、macOS(VM)のパスワードを入力します。
  5. Parallels Tools のインストールが完了するのを待ちます。 
  6. macOS VM を再起動します。

制約事項

Apple M シリーズチップを搭載した Mac コンピューター上で macOS Monterey VM を実行するにあたり Parallels Desktop 17 では macOS Monterey に採用された新技術を使っていることから、以前のバージョンの macOS を Apple M シリーズチップを搭載した Mac コンピューターでは実行できなくなっています。

現時点では、この VM で生産性と統合機能をご利用いただくことはできません。VM のサスペンドとレジューム、共有フォルダースナップショットも今のところサポートされていません。さらに、比率変更時にリアルタイムモードでゲスト macOS の画面解像度を調整することや、仮想マシンの CPU と RAM の容量やハードウェアのパラメーター(デバイス UUID とシリアル番号)を変更すること、また Apple ID を登録することにも現在のところ対応していません。Apple M シリーズチップを搭載した Mac 上で実行する macOS Monterey VM では、今のところ USB とカメラの共有ができません。

Apple M シリーズチップを搭載した Mac 上の macOS の仮想マシンの制約事項について詳しくは、KB 128867 をご覧ください。macOS VM の設定を調整する場合は、KB 128842 をご覧ください。

: Intel プロセッサーを搭載した Mac コンピューターの場合、macOS Monterey 12 VM は、他の Intel ベースの macOS 仮想マシンと同様に、統合が強化され全機能が搭載されています。

Was this article helpful?

Tell us how we can improve it.