Parallels のエンジニアは、Parallels Desktop 17 for Mac の開発とテストに何千時間も費やし、Windows 11 を完全にサポートしていることを確認しました。これまでに発生した問題の大半は解決されていますが、幾つかの問題には回避策が用意され、また、ごく一部の問題については、現在も解決に向けて取り組んでいます。
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既知の問題
Issue | Workaround | |
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1 | Windows 10 から Windows 11 へのアップグレードができない。「Your PC doesn't meet the minimum hardware requirements for Windows 11 (お使いの PC は、Windows 11 の最小ハードウェア要件を満たしていません)」というエラーメッセージが表示される。Windows が TPM チップと Secure Boot を要求する |
Parallels Desktop 17.1.0 で修正されました。 |
2 | 「PC Health Check」アプリを使ってWindows 11 にアップグレードしようとすると、「The processor isn't supported for this version of Windows (このプロセッサはこのバージョンの Windows ではサポートされていません)」というエラーメッセージが表示される。 |
KB 128517 の手順に従ってください。 |
3 | Apple M1 チップ搭載の Mac 上の Parallels Desktop 16 で TPM チップを追加できない。 |
Parallels Desktop 16 は、Apple M1 チップ搭載の Mac コンピュータでこの機能をサポートしていません。 Parallels Desktop 17 で修正されました。 |
4 | Intelプロセッサ搭載の Mac 上で、新たにWindows 11の仮想マシンを作成することができない。 |
Parallels Desktop 17.1.0 で修正されました。詳細は KB 128449 をご参照下さい。 |
5 |
Windows の設定で更新プログラムを確認した際、Windows 11 へのアップグレードが更新プログラムの一覧に表示されない場合がある。 |
Microsoft は、「アップグレードの市場への投入計画は最終段階で、まもなく実施されます。2021年後半に開始され、2022 年にかけて実施予定です。具体的な時期は、デバイスによって異なります」と表明しています。 しかし、Windows 11 ISO, をダウンロードして仮想マシンにマウントし (「デバイス」→「CD/DVD」→「イメージの接続...」)、通常のアップグレードのように Windows 10 から Windows 11 へのアップグレード手順を踏むことで、Windows 11 にアップグレードすることが出来ます。または、KB 128449 に記述されているように、新たに Windows 11 仮想マシンを作成することもできます。 |
6 |
に記述されているように、新たに Windows 11 仮想マシンを作成することもできます。 |
Parallels Desktop 17.0.1 で修正されました。 |
7 |
新たに Windows 11 の仮想マシンを作成した後、Windows 11 のプロンプトで「This PC must support the TPM 2.0 (この PC は TPM 2.0 をサポートしていなければなりません)」というエラーメッセージが表示される。 |
Parallels Desktop 17.1.0 で修正されました。 |
8 | Windows 11 のアップデートができない。TPM 2.0 チップがないため、8% に達したところで止まってしまう。 | |
9 |
Coherence モードで Windows アプリケーションを移動すると、グラフィック表示に問題が発生する。 |
Parallels Desktop 17 で修正されました。 |
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