Parallels RAS は 同時接続ユーザー ライセンスを使用します。つまりライセンスのユーザー数を超過しない範囲で、Parallels RASに同時アクセスするユーザー接続を確立することができます。
下記の例を参考にします:
1ユーザー、1デバイス、1接続 - 1ライセンスが消費されます。
1ユーザー、1つ以上のデバイス、複数接続 - 1ライセンスが消費されます。
- 複数ユーザー、それぞれが1つまたは複数の接続を確立 - 各ユーザー数のライセンスが消費されます。すべてのユーザーライセンスが消費された場合、次のユーザーは現在接続しているユーザーの1人がすべてのセッションからログオフするのを待機する必要があります。
下記テーブルに、接続タイプとユーザー権限により消費されるライセンスを示します:
接続タイプ | ユーザー権限 | 消費される RAS ライセンス |
---|---|---|
RAS デスクトップ / 公開アプリケーション接続 | 非管理者 | あり |
RDP デスクトップ / 公開アプリケーション接続 | 非管理者 | あり |
RAS 公開アプリケーション接続 | 管理者 | あり |
RAS 公開デスクトップ接続* | 管理者 | なし |
直接 (もしくはトンネルされた) RDP デスクトップ接続* | 管理者 | なし |
*RD セッションホストごとに最大 2 接続まで。
プリペイド ライセンス
Parallels RASのプリペイド ライセンスは下記のように適用されます:
有効なサブスクリプションにより、より新しいバージョンのParallels Remote Application Severが入手できるようになれば、いつでもアップグレードすることができます。
1ヶ月・1年・2年・3年のいずれかであらかじめ決められた期間のサブスクリプションを購入することができます。1ヶ月のサブスクリプションはオンラインでのみ購入できます。
オンラインでサブスクリプションを購入した場合、デフォルトではサブスクリプションの期間が終了した時、自動的に更新するように設定されます。リセラー経由でサブスクリプションを購入した場合、更新はリセラー経由で手動で行う必要があります。
- サポートはサブスクリプションのコストに含まれます。標準またはプレミアムサポートのプランを選ぶことができます。
猶予期間とライセンス超過
猶予期間
Parallels RAS の稼働を継続させるために、サブスクリプションの有効期限が切れる前に更新することを推奨します。しかしながらサブスクリプションの有効期限が切れた後も30日間は Parallels RAS を稼働させることができますが、サブスクリプションの更新は余裕を持って行うことをお勧めいたします。
ライセンス超過
同時ユーザー数が Parallels RAS ライセンスキーで指定された最大接続数を超えた場合でも、ユーザーは引き続き7日間 Parallels RAS に接続することができます。この期間は、制限を超える最初のユーザーセッションによって開始されます。ライセンスキーにライセンスが追加されない限り、この期間はリセットできませんのでご注意ください。ライセンスが追加され、Parallels RAS ファームが再アクティベーションされると、この期間はリセットされ、将来も再び使用できます。この期間が終了し、ライセンスがサブスクリプションに追加されない場合、ライセンス数を超過した新しいユーザーセッションは許可されなくなります。
詳細については、Parallels Remote Application Server ライセンスガイド (英語のみ) を参照してください。
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