情報
グループポリシー または MSI 形式をサポートしている展開ツールを使用して、管理者は Parallels Client をリモートから配布することができます。MSI を使用してリモートコンピューターに Parallels Client に展開するのは容易で、インストール時のユーザー エラーを軽減することができます。
MST ファイルの準備
- Orca database editor をダウンロードしインストールします。
 - Orca を開きます。
 - 元の MSI ファイルを開きます。File > Open > MSI を選択 > 開く をクリックします。
 - 新しい変換ファイルを作成します。メニューバーより Transform > New Transform をクリックします。
 - 編集するテーブルを開き、値を変更します。
 
設定可能な値のリスト: Parallels Client ガイド p.20
例:
インストール時に シングルサインオン コンポーネントを除外するには、Property テーブルにて、TUXGINA パラメーターを 1 にセットします。

- 変換ファイルを生成します。メニューバーより Transform > Generate Transform をクリックします。
 - 変換ファイルを保存します。変換ファイルのファイル名を入力し、保存 をクリックします。
 
配布ポイントの作成
- サーバーに管理者としてログオンします。
 - MSI と MST ファイルを配置する共有ネットワークフォルダーを作成します。
 配布パッケージにアクセスを許可するためにフォルダーに権限を付与します。

- Parallels Client の MSI および MST ファイルを共有フォルダーにコピーします。
 
グループポリシーオブジェクトの作成
- 管理ツール > グループ ポリシーの管理 を開きます。
 - コンソールツリーでドメイン名を右クリックし、このドメインに GPO を作成し、このコンテナーにリンクする を選択します。
 - グループポリシー名を入力し、OK をクリックします。
 - ポリシー 右ペイン の スコープ > セキュリティ フィルター処理 を開きます。
 - ポリシーが適用されるグループ、ユーザーまたはコンピューターを選択します。
 
インストーラーの展開
インストーラー アプリケーションは コンピューター に割り当てることを推奨します。主な理由は、アプリケーションがコンピューターの次回再起動時にインストールされるためです。
ユーザーに割り当てた場合には、ユーザーがアプリケーションのアイコンをクリックするまではインストールされません。
- 作成されたポリシーを右クリックして 編集 をクリックします。
 - コンピューターの構成 > ポリシー > ソフトウェアの設定 > ソフトウェア インストール を開きます。
 - ソフトウェア インストール を右クリックして、新規作成 > パッケージ をクリックします。
 開いたダイアログで、共有ディレクトリに配置されている MSI の UNC フルパスを指定し、開く ボタンをクリックします。
詳細設定 を選択し、OK をクリックします。(パッケージは グループポリシー ウィンドウの右ペインに追加されます)

追加されたパッケージを右クリックし、プロパティ > 変更 タブ > 追加 をクリックし、準備した MST ファイルを選択し、OK をクリックします。

Was this article helpful?
Tell us how we can improve it.