仮想マシンをWindows10からWindows11にアップグレードする

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Windows 10の仮想マシンをWindows 11にアップグレードしようとご検討中ですか、この記事はそのプロセスをわかりやすく解説します。

Windows 11にアップグレードする前に

MacでParallels Desktopを使い、Windows 11にアップグレードすることについて

2021年9月16日に、マイクロソフトは、仮想マシン(VM)におけるWindows 11のシステム要件の施行条件を、物理PCと同様にすると発表しました

そのため、Windows 11へアップグレードするには、仮想TPMチップが必要です。詳しくは、KB 122702をご確認ください。

Windows 11にアップグレードするための要件

Windows 11のシステム要件について、こちらをご確認ください。

なお、Win11にアップグレードするためには、仮想マシンにEFI/UEFI BIOSTPMが搭載されていることが必須条件となっています。

アップグレードする手順

Windows 10の仮想マシンをWindows 11にアップグレードするには、以下のガイドラインに従い、作業を実施してください。

1、仮想マシンWindows 10を起動します(Parallelsアイコン>コントロールセンター>仮想マシン名をクリックします)。

  

 

2、スタートメニュー>「設定」をクリックします。  

 

 

3、「アップデートとセキュリティ」→「アップデートの確認」をクリックします。 

 

 

注)以下のような「このPCは現在、Windows 11のすべてのシステム要件を満たしていません」というエラーメッセージが表示された場合、

 

冒頭で述べたように、このエラーメッセージは、Windows 11へのアップグレードに仮想TPMチップが必要であることを意味しています。
TPMを有効にするには、KB 122702の手順をご参照ください。

 

 

4.TPMが有効になっていることを確認してから、スタートメニューから「設定」→「更新とセキュリティ」をクリックします。
「このPCはWindows 11を実行できる」というメッセージが表示されます(実行できない場合は、10~15分待ってからこちらの
手順を繰り返してください)。
   

 

5,次に、「アップデートの確認」→「ダウンロードしてインストール」をクリックします。

6,「同意してインストールする」をクリックします。   

    

7,Windows 11のダウンロードとWindows 10へのインストールが開始されます。

       

8,完了後、Windows再起動のポップアップが表示されます。

9,「再起動をスケジュールする」か、「今すぐ再起動する」か、どちらかを選択します。

10,Windows 11の仮想マシンが再起動すると、Parallels Toolsの再インストールを促す画面が表示されます。「再起動」をクリックすると、Parallels Tools が更新されます。

  

11,これで、Windows 10の仮想マシンをWindows 11にアップグレードすることが完了しました。

 

最後に仮想マシンの名前も忘れずに変更してください。

 

12、仮想マシンをシャットダウンします(Parallelsアイコン>アクション>シャットダウン)。

13、仮想マシンの構成を開きます。

14、「一般」タブで、「名前」の右側に希望の名前を入力します。

   

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