Parallels Desktop 18 以降、新しいタイプの Parallels Desktop for Business のユーザー別のライセンスが導入されました。このライセンスは標準的なデバイス別のライセンスとは異なり、組織の ID プロバイダー(Azure AD、Okta、Ping Identity など)を利用してライセンス管理を自動化している大企業にとって有益なものになっています。なお、このオプションは現在、 Parallels Desktop Business Edition ライセンスを 50 シート以上所有されている企業のお客様を対象にしています。お試しいただくには、弊社のウェブサイトで [今すぐお見積もり] または [エキスパートと話す] をクリックしてください。
主な機能
シングルサインオン(SSO): 追加のアカウントやライセンスキーを必要としません。エンドユーザーが企業アカウントでサインインするだけで、自動的にライセンスが割り当てられます。

ライセンスの自動失効: 未使用のライセンスを手動で無効にする必要がありません。ユーザーが 1 か月間ログインしてないというような場合、ライセンスシートは自動的にそのユーザーから剥奪され、他のユーザーが使用できるようになります。ユーザーが退職した場合も同様です。
要件
- 組織では、ID プロバイダーを利用している必要があります。
- ユーザー別のライセンスの最小シート数は 50 シートです。
- ユーザー別のライセンスは、現在、弊社営業担当からのみ直接ご購入いただけます。
セットアップ
ユーザー別のライセンスのセットアップ手順は非常に簡単です。
- KB 124225 の説明に従って、Parallels 個人アカウントを作成します。
- チャネルパートナーか営業担当からユーザー別のライセンスを購入または取得します。
- KB 123509 の説明に従って、Parallels アカウントにライセンスキーを登録します。
登録すると、Parallels Desktop for Business アカウントを作成するよう求められます(すでに個人アカウントと関連付けられている場合を除く)。 - https://www.parallels.com/products/business/resources/ に記載されている手順に従ってライセンスを構成し、社内のエンドユーザー向けに SSO を有効にします。
FAQ(よくある質問)
社内でユーザー別の Parallels Desktop for Business ライセンスを利用しているユーザーが、3 台の Mac コンピューターに Parallels Desktop をインストールしている場合、これは 1 シートとしてカウントされますか、それとも 3 シートとしてカウントされますか?
ユーザーは 1 人なので、1 シートとしてカウントされます。
ユーザー別の Parallels Desktop for Business ライセンスとデバイス別の Parallels Desktop for Business ライセンスを同時に利用することは可能ですか?
はい。ユーザー別のライセンスが有効になっていても、既存のデバイス別の Parallels Desktop for Business ライセンスは通常どおりご使用いただけます。
デバイス別のライセンスからユーザー別のライセンスに移行することはできますか?
はい。移行については、弊社のチャネルパートナーまたは販売代理店にお問い合わせください。
Was this article helpful?
Tell us how we can improve it.