Parallels Desktop 18 for Mac 18.3.3 (53627)
今回のアップデートである Parallels Desktop 18 for Mac(18.3.3.53627)では、次の新しい機能や修正を含め。
注: Parallels Desktop for Mac バージョン 18.3.3 は、PC からの Windows インストール転送をサポートしていません。それでも転送を実行したい場合は、18.3.2 をインストールして転送を完了し、その後 18.3.3 にアップグレードしてください。
Parallels Desktop 18 for Mac 18.3.2 (53621)
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今回のアップデートである Parallels Desktop 18 for Mac(18.3.2.53621)では、次の新しい機能や修正を含め。
Parallels Desktop 18 for Mac 18.3.1 (53614)
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Parallels Desktop for Mac 18.3.1(53614)アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
- Coherence ビューモードで Windows 11 を使用している場合、新しいバージョンの MS Office をフルウィンドウ表示できない問題を修正しました
- Intel ベースの一部の Mac コンピューターで、macOS 仮想マシンを実行すると、CPU の過負荷が発生する問題を修正しました
- 「Windows 11 は、CD/DVD 2 の unattended.iso に接続できません」というエラーが発生して、Windows 11 の自動インストールが失敗する問題を修正しました
- Jamf 展開の実行中に、SSO アクティベーション/ログインウィンドウが表示されない問題を修正しました
- その他、安定性、セキュリティ、パフォーマンスに関するいくつかの問題に対処しています。
Parallels Desktop 18 for Mac 18.3.0 (53606)
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Parallels Desktop for Mac 18.3(53606) アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
Windows 11
- Coherence ビューモードを使用している際に、ランダムにグレーのボックスが表示される問題を修正しました
- Apple M シリーズ搭載の Mac 上の Windows 11 で、ネットワークのアップロード速度が異常に遅くなる問題を修正しました
- グラフィックドライバーエラーによる Space Engineer のクラッシュ問題を修正しました
- セクションの編集時に Siemens NX ソフトウェアがフリーズする問題を修正しました
- Idea Spectrum 社の Realtime Landscaping Architect ソフトウェアのクラッシュに関する問題を修正しました
- 3D ビューマップの作成時に Surfer Geoinfo モデリングソフトウェアが「無効な深度バッファサイズ」エラーを返す問題を修正しました
- ZW3D CAD ソフトウェアにおけるカラーリングの問題を修正しました
Linux
- Ubuntu 23.04、Fedora 38、Kali Linux 2023.1 を含む最近の Linux ディストリビューションのアップデートに対応しました
- Debian および Kali Linux の VM がログイン時にフリーズする問題を修正しました
- サスペンド/レジュームの操作後、Fedora 38 VM 上にグラフィックアーティファクトが表示される問題を修正しました
- ホスト OS と Ubuntu 仮想マシン間でのコピー & ペーストが機能しない問題を修正しました
- サスペンド/レジュームの操作後、Ubuntu 22.04 仮想マシン上でのホストからゲストへのドラッグ & ドロップが機能しない問題を修正しました
macOS
(Apple M シリーズベースのコンピューター上で動作する仮想マシン)
- Vagrant ボックスの作成と起動のサポートを追加しました
- 新しい macOS 仮想マシンで、デフォルトとして共有フォルダーが有効になるようになりました
- 技術レポートを Parallels に送信できるようになりました
さらに、コマンドラインインターフェイスツールの prlctl を使用して、macOS 仮想マシンで以下の操作を実行できるようになりました:
- ネットワークアダプターの種類を変更しました
- 仮想 RAM/CPU のパラメーターを変更しました
- macOS VM の一時停止/レジューム
- 再起動/graceful-stop の実行
- MAC アドレスを変更する
- UI なしで VM を再起動(ヘッドレスモード)
Parallels Desktop 18 for Mac 18.2.0 (53488)
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Parallels Desktop for Mac 18.2(53488) アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
- M シリーズチップを搭載する Mac コンピューターで、 Red Hat Enterprise Linux 9.1 のサポートが追加されました
- Standard Edition のユーザーに対し、Pro Edition の機能をわかりやすく表示することで、より上位の機能への関心を高めます。Pro のラベルが付された機能は、クリックして非表示にできます
- Ubuntu 22.04 VM で、サスペンドおよびレジュームの後に、破損したビデオが再生される問題を修正しました
- Windows 11 で利用可能なブラウザーのリストに Safari が存在しない問題を修正しました
- VM に接続された SD カードで、ファイルの読み書きができない問題を修正しました
- Pytha CAD で、3D オブジェクトのバックラインが正しく表示されない問題を修正しました
Pro Edition
- M シリーズチップ を搭載した Mac コンピューター上で動作する macOS VM 上の仮想マシン内で、CLI prlctl exec/enter コマンドを自動的に実行する機能を追加しました
Business Edition
- 「起動パスにアクセスできません」というエラーにより、一括展開に失敗する問題を修正しました
- 更新された管理者ガイドをリリース
Parallels Desktop 18 for Mac 18.1.1 (53328)
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Parallels Desktop for Mac 18.1.1(53328)アップデートでは、次の機能追加と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
- Intel ベースの Mac コンピューターの macOS VM で、CapsLock が機能しない問題を解決しました。
- Windows Server 2019 の VM が、数日間動作した後にフリーズする問題を解決しました。
- ”起動パスにアクセスできません”というエラーにより、一括展開に失敗する問題を解決しました。
- macOS バージョン 12 以降の Intel Mac 上で、Windows VM を正しく起動できない問題を解決しました。
- Houdini 18 を正しく起動できない問題を解決しました。
- Aurora HDR が OpenGL 3.3 互換グラフィックドライバーを正しく認識できない問題を解決しました。
- Intel Mac で Linux kernel 5.19 以降がサポートされるようになりました。
- すべてのサポート言語で、ローカライズされたドキュメントを追加しました。
- その他、安定性、セキュリティ、パフォーマンスに関するいくつかの問題に対処しています。
Parallels Desktop 18 for Mac 18.1.0 (53311)
Parallels Desktop 18 for Mac(18.1.0 - 53311 今回のアップデートである)では、次の修正と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
macOS Ventura 13
- VM のアクティビティインジケーターの位置が正しくない問題を修正しました。
- ステージマネージャーを有効にした Coherence モードで、Windows のスタートメニューが正しく開かない問題を修正しました。
- ステージマネージドを有効にした Coherence 表示モードで、Windows アプリケーションのウィンドウを移動すると、その下にあるウィンドウが前面に表示される問題を修正しました。
- [Windows と Bluetooth デバイスを共有する] オプションが有効な場合、VM がクラッシュする問題を修正しました。
Windows 11
- Windows Update KB5012170 のインストールが特定の状況で失敗する問題を修正しました。
- Mac のユーザー名に国際記号が含まれている場合、Windows 11 の高速インストールに失敗する問題を修正しました。
- Windows 起動中に macOS から外部ボリュームを取り外すことができない問題を修正しました。
- World of Warships、Eve Online、Optuma、ANSYS Workbench 2021、Micromine、NS-1、BobCad-Cam、ACCA Edificius など、さまざまな 3D アプリケーションやゲームにおける複数のグラフィックおよび安定性に関する問題を修正しました。
Linux
- Apple M シリーズチップを搭載した Mac コンピューターで、CentOS Linux 9 Stream(ARM)のサポートが追加されました。
- Red Hat Enterprise Linux 9 における Parallels Tools のインストールに関する問題を修正しました。
- Fedora 36 のタイムゾーンが正しくない問題を修正しました。
その他
- 環境設定で無効にした場合、Parallels Desktop のメニューバーアイコンに空白が残る問題を修正しました。
Parallels Desktop 18 for Mac Pro Edition のみ
- Apple M1 Ultra チップ搭載の Mac Studio コンピューター(macOS Ventura 13)上の仮想マシンに対し、最大 128GB の RAM を割り当てられるようになりました。
Parallels Desktop 18 for Mac Business Edition のみ
- Business ユーザーを新しいユーザー単位のライセンス(SSO/SAML)に移行する機能をサポートしました。
以前の Windows OS のサポート終了
Microsoft が以前のバージョンの Windows OS 対するドライバー署名のサポートを終了したため、Windows OS の 2000、XP、Vista、7、8、8.1 の各バージョンに対応できなくなりました。さらに、これらのバージョンの Windows には、メンテナンスやセキュリティ更新プログラムが提供されなくなりました。
これらの理由により今回の製品アップデートには、以前のバージョンの Windows OS に対応する、Parallels Tools の最終版が含まれています。Parallels Tools は、Mac 上で Windows をスムーズに使用できるようにするツールです。
-
- Windows の自動インストール
- Coherence ビューモード
- グラフィックおよびゲーミングアクセラレーション
- 共有および統合機能
今後の Parallels Desktop アップデートでは、現行バージョンの Parallels Tools を使用して、可能な限り以前のバージョンの Windows OS が動作するよう構成される予定ですが、Parallels Tools のアップデートや修正が行われることはありません。Parallels では、今後も Mac で安全かつスムーズに Windows を使用できるようにするため、Windows 11 へのアップグレードを推奨しています。
以前のバージョンの Windows のサポート状況については、KB 129252 を参照してください
Parallels Desktop 18 for Mac 18.0.2 (53077)
今回のアップデートである Parallels Desktop 18 for Mac 18.0.2(53077)では、次の修正と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
- Windows Update KB5012170 がインストールできない問題を修正しました(Secure Boot DBX のアップデート)
- Windows デスクトップおよびアプリケーションのグラフィックに関するさまざまな問題を修正しました
- Microsoft Teams のカメラ映像がフリーズする問題を修正しました
- Vista 仮想マシンで黒い画面が表示される問題を修正しました
Parallels Desktop 18 for Mac 18.0.1 (53056)
今回のアップデートである Parallels Desktop 18 for Mac(18.0.1.53056)では、次の新しい機能や修正を含め。
Parallels Desktop 18 for Mac 18.0.0 (53049)
macOS Ventura 13 に対応
メインのオペレーティングシステムとして:
- Parallels Desktop 18 は macOS Ventura 13 を完全にサポートしています。また新しい OS がリリースされた時点ですぐに Mac コンピューター(Apple M シリーズチップまたは Intel プロセッサー)のアップグレードを実行できます。
- Apple M シリーズチップを搭載した Mac コンピューターで、macOS Ventura VM をリカバリモードで起動し、システム整合性保護(SIP)を無効にする機能が追加されました。
仮想マシンとして:
- macOS Ventura 13 を仮想マシンで起動できます。
グラフィック
Apple M シリーズチップ搭載の Mac コンピューター向け:
- ProMotion ディスプレイを利用する Mac コンピューターにおいて、macOS の環境設定でディスプレイのリフレッシュレートが変更された場合、その変更が Windows にも自動的に適用されるようになりました。
- macOS 仮想マシンのデフォルトの解像度が改良されました。
ユーザビリティ
サポート対象のすべての Mac コンピューター:
- Parallels Tools のアップデートは、Windows の再起動時にインストールされるようになりました。これにより、意図しない中断が回避されます。
- Safari では、Parallels Desktop で作成された Parallels アカウントの認証情報が使用されるようになります。
- Parallels Desktop ネットワーク構成の編集がよりシンプルになり、人為的なミスや macOS ネットワークとの競合を回避できるようになりました。
- 仮想マシンの共有オプションを再設計し、ユーザービリティを向上させました。
Intel ベースの Mac コンピューター向け:
- 製品内の提供項目で Windows 11 をダウンロードおよびインストールできます。
- Parallels ハイパーバイザーの使用時にシステムメモリの問題が発生した場合、 Parallels Desktop に通知が表示されるようになりました。
互換性
Apple M シリーズチップ搭載の Mac コンピューター向け:
- フォルダー共有機能に関わる Parallels Tools ドライバーが ARM アーキテクチャに合わせて再構築されました。これにより Windows の Intel 向けアプリケーションを Apple M シリーズ Mac 上で実行する場合の互換性が向上しました。
- ProMotion ディスプレイを搭載した Mac コンピューターで、仮想マシンをフルスクリーンモードで実行していても、必要に応じて macOS のメニューバーが常時表示されるように設定できます。
デバイス
サポート対象のすべての Mac コンピューター:
- Mac に Bluetooth コントローラーを接続すると、Windows 上に自動で新しい仮想コントローラーデバイスが作成され、Xbox や DualSense などのゲームコントローラーで Windows ゲームをプレイすることができるようになります。
- Windows および Linux でデフォルトで使用されている Virtio ネットワークドライバーが、ジャンボイーサネットフレームに対応しました。
- 改良された USB 3.0 サポートライブデータストリーミングデバイス(Web カメラ、ゲームキャプチャデバイス、その他さまざまな映像/音声ストリーミングデバイス(Elgato HD60 S、SOCT Copernicus REVO など))と連携できるようになりました。
- Windows でマウスをゲーミングモードにしたときのマウスの精度が改良されました。
Apple M シリーズチップ搭載の Mac コンピューター向け:
- Linux ARM 仮想マシンでネットワーク起動を使用する機能が追加されました。
設計
サポート対象のすべての Mac コンピューター:
- Parallels Desktop のメニューバーアイコンのデザインを更新しました。
- Dock の仮想マシンおよび共有アプリケーションのアイコンに Parallels のロゴが表示されなくなりました。Windows アプリと macOS アプリを区別するには、Finder またはコントロールセンターのコンテキストメニューから仮想マシンに色でタグ付けします。
- 新しいナビゲーション、検索機能、フィードバックフォームから、Parallels オンラインのドキュメントにアクセスできるようになりました。
その他
サポート対象のすべての Mac コンピューター:
- ダウンロード可能な Linux 仮想マシンが、最新バージョンの OS にアップデートされました(仮想アプライアンスまたはフリーシステムとも呼ばれる)。
Apple M シリーズチップ搭載の Mac コンピューター向け:
- 製品内の提供項目で Windows 11 をインストールする前に、エディションを選択する機能が追加されました。
Parallels Desktop 18 for Mac Pro Edition のみ
サポート対象のすべての Mac コンピューター:
- Visual Studio 用の Parallels プラグインが更新され、C++ 開発者が個別の仮想マシンでアプリケーションのプロファイルを行う機能が追加されました。
Apple M シリーズチップ搭載の Mac コンピューター向け:
- Apple M1 Ultra チップを搭載した Mac Studio では、最大 62GB の RAM と 18 基の CPU コアを Windows に割り当て、Mac 上で Windows 11 を最大 96% 高速に動作させることができます。*
- Parallels Desktop CLI ツールを使用して、macOS 仮想マシンの追加/削除、起動/停止、クローン作成が実行できるようになりました。
- 仮想マシンのさまざまなネットワーク条件を設定できる、ネットワーク調整機能が追加されました。
- Parallels Desktop のネットワーク環境設定に、仮想ネットワークから macOS を接続または分離するためのオプションが追加されました。
Parallels Desktop 18 for Mac Business Edition のみ
サポート対象のすべての Mac コンピューター:
- SSO/SAML がサポートされるようになり、業務従事者は社内用のアカウントで Parallels Desktop をアクティベートできるようになりました。
- Windows 11 の一括展開とプロビジョニングに対応しました。
- Parallels カスタマーエクスペリエンスプログラムの参加状況を Parallels My Account で一元的に管理する機能が追加されました。
Parallels Desktop 18 で廃止または削除された機能
Parallels カスタマーエクスペリエンスプログラムに参加しているユーザーの統計によれば、製品機能の中には、ほとんどまたはまったく使用されていないものもあります。当社は、これらの機能のサポートを停止するか、または Parallels Desktop から完全に削除して、より頻繁に使用される機能の強化に専念することにしました。
削除された機能と廃止された機能については、以下を参照してください。削除された機能は、Parallels Desktop 18 で利用できなくなりました。廃止された機能は引き続き動作しますが、サポートが終了しており、本製品の次期バージョンで完全に削除されます。
上述の機能は、ビジネスにおける重要度が低いため、この変更が実際の業務に与える影響は非常に軽微であるか、まったく影響がないものと考えらます。
削除された機能:
- サポート期限の切れた Linux ディストリビューションのサポート。
* MacOS 12(Mac13,2)上で動作する Windows 11 で収集された PassMark9 のスコア(22000、Parallels による実施)。Parallels Desktop 18(プレリリース版)と Parallels Desktop 17(リリース版)を使用して測定されました。パフォーマンスは使用状況、システム構成などの要因によって異なります。
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