電源管理
説明
電源管理機能を活用して、 サポート対象のプロバイダープラットフォーム(Microsoft Azure、Azure Virtual Desktop、Amazon EC2 など)の既存の仮想マシンで、電源を投入したり切断したりするスケジュールを設定できます。
構成
新しいスケジュールを追加するには、次の手順を実行します。
1. Parallels RAS コンソールで [ファーム] > [VDI] に移動します。
2. 右側のペインで、[スケジューラー] タブを選択します。
3. 新しいタスクを作成するには、[タスク] > [追加] をクリックし、要件に応じて利用可能なオプションのいずれかを選択します。
• デスクトップを無効化
• デスクトップを再起動
• デスクトップを起動
• デスクトップをシャットダウン
• プールを無効化
• プールを再起動
• プールを起動
• プールをシャットダウン
4. [RDSH スケジュールプロパティ] ダイアログが開きます。
5. [一般] タブで、[スケジュールを有効化] オプションを選択します。
6. このスケジュールの名前と説明(オプション)を指定します。
7. [利用可能] リストでゲスト VM またはプール(選択したアクションに応じて)を選択し、[追加] をクリックします。[対象] リストにゲスト VM(またはプール)が表示されます。
8. [トリガー] タブを選択し、このイベントの開始日、開始時刻、期間、および繰り返しの設定を指定します。これを 1 回限りのイベントにするには、[繰り返し] ドロップダウンリストで [なし] を選択します。
9. [オプション] タブを選択します。選択したスケジューラーの種類に応じて、以下のオプションのいくつかが表示されます。
• メッセージリスト: ここでは、ゲスト VM がオフラインになる前にユーザーに送信されるメッセージを構成します。[タスク] > [追加] をクリックして、メッセージのタイトル、本文、送信する時間を指定します。
• 無効時の処理: スケジュールされたタスクがトリガーされたときに現在のセッションに対して実行する処理を指定します。[無効時の処理] ドロップダウンリストから必要なオプションを選択します。
• 現在非アクティブのホストにスケジュールを適用する: このオプションは、リストにアクティブなメッセージが存在する場合に限り有効になります。オプションが有効化されている場合、現在オフラインのゲスト VM もモニタリングされます。そのサーバーがスケジュール済みタスクの実行中にオンラインに戻ると、そのタスクも適用されます。
• ドレインモードを有効化および指定した時間の後にサーバーを強制的に再起動: これら 2 つのオプションは組み合わせて使用できます。[ドレインモードを有効化] オプションを選択すると、タスクが発生したときにホストへの新しい接続は拒否されますが、アクティブな接続は引き続き実行されます。すべてのアクティブなユーザーセッションが終了したとき、または「指定した時間の後にサーバーを強制的に再起動」の時間に到達したときのどちらか早い時点で、サーバーが再起動されます。アクティブユーザーの作業が失われることのないよう、ユーザーに対する作業を保存してログオフすることを促すメッセージを作成します。
• すべてのメンバーの電源を投入: 特定のユーザーに割り当てられたすべてのゲスト VM を起動するには、このオプションを選択します。
• メンバーの割合: このオプションを選択して、各プールで起動する必要のあるゲスト VM の割合が指定します。
• 開始するメンバーの数を指定: このオプションを選択して、各プールで起動する必要のあるゲスト VM の数を指定します。
10. [OK] をクリックしてスケジュールを保存します。
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