Parallels Desktop 16 の概要

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Parallels Desktop 16 for Mac 16.5.2

Apple M1 チップ搭載 Mac コンピューター向け

今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac 16.5.2(50703)では、次の改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。

Parallels Desktop 16 for Mac 16.5.1

今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac 16.5.1では 全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました

Parallels Desktop 16 for Mac 16.5.0

今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac 16.5.0 では、Apple M1 チップ搭載の Mac コンピューターがネイティブでフルサポートされています。また、次の修正と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。

Apple M1 チップ搭載 Mac コンピューター向け

Parallels Desktop ユーザーからの問題の報告:

その他:

 

Intel プロセッサー搭載 Mac コンピューター向け

 

Parallels Desktop 16 for Mac 16.1.3

今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac 16.1.3 (49160)では、次の新しい機能や修正を含め。

 

Parallels Desktop 16 for Mac 16.1.2

今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac 16.1.2(49151)では、次の修正と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。
•    GPU 5xxx/5xx と統合された Intel プロセッサーを搭載する Mac での Windows サスペンドに関する問題を解決しました。
•    Autodesk AutoCAD における .dwg ファイルの表示に関するグラフィックの問題を解決しました。
•    Mac アプリケーションで仮想マシンのファイルが開けない問題を解決しました。

 

Parallels Desktop 16 for Mac 16.1.1

今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac(16.1.1.49141)では、次の修正と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。

アプリケーション
グラフィック
•        SOLIDWORKS 2020、SolidBuilder、DesignBuilder、Microsoft Whiteboard、および Samplitude Pro X5 用の FabFilter Pro-Q 3 プラグインのグラフィックアーチファクトに関する問題を解決しました。
•        Realtime Landscaping Architect 2018 のビデオの不具合に関する問題を解決しました。
•        Microsoft Teams の設定ダイアログで、内蔵 Face Time カメラの画像が破損する問題を解決しました。
•        Drobo Dashboard で赤いドットが発生する問題を解決しました。
•        LTpowerCAD v2.7.1 でグラフが表示されない問題を解決しました。
•        Paratext 9 を起動するとブラックスクリーンが表示される問題を解決しました。
•        KOMPAS 3D v18.1 と v19 で網かけの透過表示が機能しない問題、また切り取ったパーツが消去されない問題を解決しました。
•        ”City of Heroes”でテクスチャが正しくレンダリングされない問題を解決しました。
•        Windows 10 のスタートメニューで、まれに赤いオーバーレイが表示される問題を解決しました。
•        FVWM2 を使用した openSUSE 15.2 でウィンドウをドラッグした後に、グラフィックアーチファクトが発生し、仮想マシンが応答しなくなるという問題を解決しました。
•        Ubuntu 16.04 で、シャドウの位置に黒い四角形が表示される問題を解決しました。

その他
•        Solid Edge を仮想マシンで実行しているときに、パフォーマンスが低下する問題を解決しました。
•        ユーザーがファイルを開こうとすると、Virtual Worlds がクラッシュする問題を解決しました。
•        pCon.planner 8.3 Update 2 で、画像をプレビューしたり、その画像を PDF に出力したりできない問題を解決しました。
•        外部スクリーン上の Windows で Microsoft PowerPoint のプレゼンテーションモードが動作しない問題を解決しました。
•        Ubuntu 20.04 仮想マシンで、Chrome Web ブラウザーに空白のウィンドウが表示される問題を解決しました。

デバイス
•        ドイツ語キーボードレイアウトの問題(”<”の代わりに”^”が入力されたり、”,”の代わりに”<”が入力されたりする)を解決しました 。

その他
•        仮想マシンを展開する際のディスクの空き領域の問題を解決しました。
•        Windows XP 仮想マシンで Mac ファイルフォルダーを削除できない問題を解決しました。
•        古い OS X 仮想マシン(Snow Leopard Server など)のウィンドウサイズを変更しても、画面の解像度が変わらない問題を解決しました。
•        まれに”Failed to install driverprl_dd.”というエラーメッセージが表示され、Parallels Tools の更新が失敗するという問題を解決しました。
•        Parallels Tools における変更を有効にするために、仮想マシンの再起動が繰り返し要求されるという、まれに発生する問題を解決しました。
•        仮想マシンをシャットダウンして Parallels Desktop を終了しようとすると、まれに Parallels Desktop が応答しなくなる問題を解決しました。

Parallels Desktop 16 for Mac 16.1.0

今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac 16.1.0(48950)では、次の機能、修正、改良を含め、製品の安定性とセキュリティの改善に重点的に対応しました。

macOS Big Sur に対応済み
Parallels Desktop 16 for Mac では、新しいデザイン、使いやすい設定などの改善が導入され、macOS 11 Big Sur(リリース時)向けに最適化されました。次に、最も重要な修正の一覧を示します。

Big Sur をホストオペレーティングシステムとして使用する場合
このビルドの内容
•        仮想マシンを起動しようとした後に、Mac がクラッシュする問題を解決しました。
•        ユーザーが Windows にログインすると、仮想マシンがクラッシュする問題を解決しました。
•        Parallels Desktop 16 へアップグレードした後に 一時停止している仮想マシンが再開しない問題を解決しました。
•        仮想マシンが Coherence で実行されているときに、グラフィックスアーチファクトがバックグラウンドで表示されない問題を解決しました。
•        承認して Mac を再起動した後に、Parallels カーネル拡張が読み込まれない問題を解決しました。
•        新しく作成された Boot Camp 仮想マシンが Big Sur で起動しない問題を解決しました。
•        Parallels Desktop でインストールを完了するために Mac を再起動するように通知するメッセージが表示された後、再起動後にもう一度同じメッセージが表示されるというまれに発生する問題を解決しました。
•        2 つのメニュー項目しか表示されないという仮想マシン構成の CPU メニューの問題を解決しました。
•        スナップショットの削除中に「"仮想マシン名" を一時停止できません」というメッセージが表示される問題を解決しました。
•        Parallels Desktop 環境設定と仮想マシン構成ダイアログのタブを切り替えるときに、Parallels Desktop ウィンドウが上に移動する問題を解決しました。
•        Dock の複数の仮想マシンアイコンの問題を解決しました。

仮想マシン内の Big Sur
このビルドの内容
•        既存の macOS 仮想マシンを macOS 11 Big Sur にアップグレードできない問題を解決しました。
•        復元パーティションから macOS 11 Big Sur を仮想マシンにインストールできない問題を解決しました。
•        macOS 11 Big Sur 仮想マシンで Parallels Tools を再インストールした後に、黒い画面が表示される問題を解決しました。
•        macOS 11 Big Sur にアップグレードした後、macOS 仮想マシンの画面が黒く表示される問題を解決しました。
•        ユーザーがログインするときに macOS 11 Big Sur 仮想マシンが再起動するというまれに発生する問題を解決しました。
•        Big Sur 以外の macOS バージョンの Mac で作成された macOS 11 Big Sur 仮想マシンで、デフォルトの画面解像度が 1024x768 に設定される問題を解決しました。
•        インストールアシスタントに macOS 11 Big Sur のバージョンが正しく表示されない(10.16 と表示される)問題を解決しました。

その他の改善点
•        Parallels Desktop ユーザー インターフェイスが更新され、macOS 11 Big Sur スタイルに対応します。
•        Parallels Desktop は macOS 11 Big Sur プライバシー制限を満たしています。たとえば、ユーザーが同意するまで Bluetooth を使用できません。

追加情報
•        新しい要件に従い、macOS 11 Big Sur で作成されたすべての仮想マシンは、デフォルトで Apple ハイパーバイザを使用するように設定されています。Parallels ハイパーバイザの仮想マシンを使用している場合は、Parallels カーネル拡張を許可し、変更を有効にするために Mac を再起動するように指示されます。ネストされた仮想化が必要な場合は、Parallels ハイパーバイザを使用するように仮想マシンを構成します。
•        現在、ネットワーク調整機能は、macOS 11 Big Sur の Mac では使用できません。

グラフィック
•        DirectX 11.1 をサポートします。この改良では、高解像度モニターのサポート強化と、DirectX 11 が必要なその他のアプリケーションやゲームのサポートといった利点が得られます。
•        macOS 仮想マシンで Metal グラフィックスをサポートします。これにより、Parallels のエンジニアは、macOS パフォーマンスのゲスト バージョンを改善し、次のような 2018 ~ 2020 年に報告された多数の問題を解決することができました。
⁃    プレビューで開いた PDF 文書で選択したテキストが黒くなる。
⁃    FileSimple アプリケーションのインターフェイスに何も表示されない。
⁃    macOS メニューバーの時計が鮮明に表示されないことがある。
⁃    Safari の複数のタブにグラフィカル アーチファクトが表示される。
⁃    macOS 仮想マシンでメモ アプリがクラッシュする。
⁃    地図アプリに黒い画面が表示される。
⁃    macOS 仮想マシンにインストールされた写真アプリのサムネイルが黒くなる。

デバイス
•        .dmg ファイルに基づいて仮想ハードディスクを作成し、仮想マシンで使用します。

Parallels Desktop ユーザーからの問題の報告
この Parallels Desktop のビルドには次の改良が含まれています。

アプリケーション
•        BricsCAD、Creo 6.0、Creo Parametric 7.0.1.0、iRidium Studio、iCam 3D、FreeCAD 0.18.4、CATIA、Solid Edge 2020、Namirial Termo 5、Winner Design 12、Minitab 19、Olex² Crystallography Software、Mercury、ANSYS 17.2、TRASSIR (DSSL)、FEFLOW (DHI)、MySQL Workbench、Gradework 4D、pCon.planner、Abaqus でのグラフィックス アーチファクトの問題を解決しました。
•        AmiBroker アプリ、LDView、SoundPLAN の 3D ビューアのレンダリングが正しくない問題を解決しました。
•        Insignia Approver、TopSolid 2020 v6.21、Citrix での低速パフォーマンスとグラフィックス アーチファクトの問題を解決しました。
•        Condacam 3.1 でオブジェクトを選択またはハイライトするときに表示されるグラフィックス アーチファクトの問題を解決しました。
•        グラフィックス アダプタに関するエラー メッセージが表示されるという PRO100 v5.20 の問題を解決しました。
•        カメラを移動するときに Pro100 v6.15 の画面が暗くなる問題を解決しました。
•        Windows が Coherence で実行されているときに Citrix Receiver の画面が点滅、最小化、最大化する問題を解決しました。
•        Windows 仮想マシンに PROFIS Detection をインストールできない問題を解決しました。
•        Parallels Tools をインストールするときに、Bosch Video Security が動作しない問題を解決しました。
•        Parallels Desktop 16 にアップグレードした後に、Visual Studio でネットワーク ドライブにあるプロジェクトを開けない問題を解決しました。
•        AutoCad で共有フォルダにあるプロジェクトが「読み取り専用」で開かれる問題を解決しました。
•        PaletteCAD v10 および ParaVIEW で仮想マシンが起動しない問題を解決しました。
•        「Polycom Real Presence」を使用するときに仮想マシンがフリーズする問題を解決しました。
•        Siemens NX 12 アプリケーションで「内部エラー: メモリアクセス違反」というエラー メッセージが表示される問題を解決しました。
•        MS Outlook 通知が Coherence で正常に動作しない問題を解決しました。

Windows
•        Coherence で RDP 経由でリモート サーバーに接続した後に Windows 7 の画面が下に移動する問題を解決しました。
•        macOS 10.15 Catalina を搭載した Mac で Windows 10 仮想マシンが起動し、時々 Mac がブロックされる問題を解決しました。
•        Windows の起動中に Windows 8.1 仮想マシンが停止するというまれに発生する問題を解決しました。
•        仮想マシンに Windows 10 Insider Preview ビルド 20175 をインストールできない問題を解決しました。
•        Sidecar と併用するときに Windows 10 仮想マシンが定期的にフリーズする問題を解決しました。
•        RDP 経由で仮想マシンに接続するときに、グラフィックス アーチファクトが表示される問題を解決しました。
•        TRIM が有効なときに Windows 仮想マシンが定期的にロックされる問題を解決しました。
•        仮想マシン構成でネットワーク アダプタ タイプを変更した後に、Windows がインターネットに接続できず、前のネットワーク アダプタが表示される問題を解決しました。
•        仮想マシン構成でネットワーク アダプタを変更した後に、Windows 仮想マシンがシャットダウンしない場合があるという問題を解決しました。
•        Parallels Desktop 16 にアップグレードした後に、Windows 8.1 仮想マシンで Parallels Tools を更新できない問題を解決しました。

Linux
•        CentOS 7 では Parallels Tools for Linux で dracut のエラーが発生する問題を解決しました。
•        NDI カメラで Zoom を使用しているときに Ubuntu 仮想マシンがクラッシュする問題を解決しました。
•        外部ハードディスクとの間で大きいファイルをコピーしているときに、Linux 仮想マシンが停止する問題を解決しました。
•        外部ディスクから Linux 仮想マシンにファイルをコピーできず、「cp: コピー中に置換されたため、ファイル <> をスキップしています」というエラー メッセージが表示される問題を解決しました。

macOS
•        macOS 仮想マシンでの低品質音声の問題を解決しました。
•        仮想マシンに Mac OS X 10.6 Snow Leopard Server および Mac OS X 10.11 El Capitan をインストールできないというまれに発生する問題を解決しました。
•        Mac の内蔵ディスクに十分な空き領域がない場合、大量のディスク領域がある外部ディスクで macOS インストール ディスクを作成できない問題を解決しました。
•        OS X 10.7 Lion 仮想マシンで Parallels Tools for macOS が自動的に更新されない問題を解決しました。

印刷
•        「PDF に出力」(Mac Desktop)を使用して仮想マシンから文書を印刷するときに文字の間隔が正しくない問題を解決しました。
•        Parallels Desktop 16 にアップグレードした後に、AutoCad および Visma アプリから切り取られた文書が印刷される問題を解決しました。
•        Parallels Desktop 16 にアップグレードした後に、Parallels Tools でプリンタ ドライバが更新されない問題を解決しました。

デバイス
•        Windows 10 で時々マイクが機能しない問題を解決しました。
•        Windows で iLock USB キーを使用できない問題を解決しました。
•        キーボード シンボルの「§」と「<」が入れ替わる問題を解決しました。
•        キーボード シンボルの「\」と「<」が入れ替わる問題を解決しました。
•        ハンガリー語のキーボードレイアウトで「0」と「í」シンボルの問題を解決しました。

ゲーム
•        仮想マシンで Crucible が動作しない問題を解決しました。
•        Construct 2 ゲーム エンジン、Kingdom Rush Frontiers、Crossout、Minecraft Java Edition v1.12.2 でのグラフィックス アーチファクトの問題を解決しました。

その他
•        「ディスク領域の解放」操作を中断した後に、仮想マシンで時々 Mac がフリーズする問題を解決しました。
•        Parallels Desktop が起動せず、「Parallels サービスに接続できません」 というエラーメッセージが表示される、まれに発生する問題を解決しました。
•        Parallels Desktop 16 にアップグレードした後に、仮想マシンを一時停止できず、「<仮想マシン名> を一時停止できません」というエラー メッセージが表示される、まれに発生する問題を解決しました。
•        仮想マシンのアーカイブを解除するときに、正しくないエラー メッセージが表示される問題を解決しました。
•        共有プロファイルが機能せず、「\\Mac\Home\Desktop にアクセスできません」というエラー メッセージが表示される、ごくまれに発生する問題を解決しました。

Parallels Desktop に対するフィードバックや改良についてのアドバイスがある場合、Parallels フォーラムからご意見をお寄せください。

その他の改善点
•        macOS 10.15 Catalina 以降の仮想マシンの仮想ハードディスクのデフォルト サイズが 256 GB に増えました。
•        macOS 11 Big Sur 以降の仮想マシンに割り当てられた RAM のデフォルト容量が 4 GB に増えました。
•        Ubuntu 17.10 以降の仮想マシンに割り当てられたメモリおよびグラフィックス メモリのデフォルト容量がそれぞれ 4 GB と 256 MB に増えました。
•        圧縮された仮想マシンが削除された場合、チェックサム ファイルが自動的にごみ箱に移動します。

 

Parallels Desktop 16 for Mac 16.0.1

今回のアップデートである Parallels Desktop 16 for Mac では、次の修正と改良を含め、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処しました。

 

Parallels Desktop 16 の新機能

パフォーマンス

かつてないほど速く

時間は非常に重要なリソースの 1 つです。毎回の新しいバージョンで当社は、Parallels Desktop と仮想マシンをより高速に動作させることができるよう注力しています。

バッテリーの持続時間を長く

Parallels Desktop は、Mac が電源に接続されていないときにバッテリーを節約する機能を提供します。改良されたトラベルモードでは、Windows のコンピューティングリソースとネットワークリソースの消費量が減少しているため、バッテリー持続時間を最大 10% 延長できます。

グラフィック

より高速な DirectX 11 グラフィック

Parallels Desktop 16 は、AMD Radeon グラフィックカードを搭載した Mac 上で DirectX 11 グラフィックを最大 20% 高速化します。

Windows と Linux に対応して改良された OpenGL 3 サポート

このバージョンでは、より多くのアプリケーションをサポートするために、OpenGL 3.3 互換性プロファイルを完全にサポートしています。DIALux evo 9、Rhinoceros 6、Samson Connect、ProPresenter 6、ClinCheck Pro、Rhino 6 など、より多くの Windows アプリケーションを実行できます。

Linux では、Steam、Firefox Quantum Web ブラウザーなど、より多くのアプリケーションを使用できるようになりました。また KDE ウィンドウマネージャーのマルチモニターのサポートが向上しました。

macOS Big Sur 11 に対応済み

macOS Big Sur 11 のサポート

macOS Big Sur 11 はまだ正式にはリリースされていませんが、Parallels Desktop 16 はすでに次期オペレーティングシステムをサポートしており、一部の利用例では macOS Catalina よりも優れたパフォーマンスを示しています。macOS Big Sur で Parallels Desktop を稼働させる場合、非推奨のカーネル機能拡張ではなく、ネイティブの macOS システム機能拡張が使用されます。これにより、さらにシンプルなオンボーディングのユーザーエクスペリエンスを提供できます。

macOS Big Sur 仮想マシンでの Metal グラフィックのサポート

世界で初めて macOS 仮想マシン向けに Metal グラフィックをサポートしました。これにより、マップ、Pages、Final Cut Pro、Adobe Premiere などの Mac アプリケーションを実行できます。

注: macOS Big Sur(以降)に Parallels Desktop 16 をインストールしている場合に、macOS Big Sur(以降)の仮想マシンで Metal グラフィックがサポートされます。

新しいデバイスのサポート

macOS Big Sur 11 で動作する Mac では、Windows アプリで i1iO 自動スキャンテーブル(X-Rite 製)と CC デバッガー(Texas Instruments 製)を使用することができます。

ユーザビリティ

向上したトラックパッドジェスチャー

マップ、写真、Edge などの Windows 10 アプリケーションで、コンテンツを回転させるために 2 本指でピンチするジェスチャーのサポートを追加しました。ズームジェスチャーも改善され、よりスムースなユーザーエクスペリエンスを実現しました。

自動的な一時停止に対応する設定可能なタイマー

Windows にアクティブなプロセスがない場合は、Mac の電源リソースを節約するために Windows は自動的に一時停止されます。仮想マシンの構成の [起動と終了] ペインで、任意の非アクティブ時間を指定し、その時間の経過後 Windows が一時停止するように設定できます。さらに、Parallels Desktop 16 では、この機能を新規ユーザーに説明するための新しいスニペットカードが表示されます。

インストール前の Windows エディションの選択

複数の Windows エディションで、ISO イメージから Windows をインストールするための作業が完全に自動化されました。Parallels Desktop 16 では、Windows のインストールを開始する前に任意のエディションを選択することができます。Mac の前に張り付いて手動でエディションを選択したり、ライセンスキーを入力したりする必要はありません。

外部ディスクのスマート検出

外部ディスクに保存された仮想マシンを起動すると、Parallels Desktop 16 は該当のディスクが Mac に接続されているかどうかを確認します。また該当のディスク名を使用してディスクを接続するように促されます。ディスクを接続すると、Parallels Desktop 16 により自動的に検出されて、ワンクリックで仮想マシンを起動できるようになります。

共有プロファイル: ネイティブの Mac アイコン

Parallels Desktop は、ネイティブの macOS の Finder アイコンを使用して、macOS と共有されているファイルエクスプローラーの Windows フォルダーを表示します。例えば、Windows の [ドキュメント] フォルダーが、macOS の [Documents] フォルダーと共有されている場合、どちらにも同じ macOS のアイコンが表示されます。

共有プロファイル: データの安全性

macOS と共有されている Windows のフォルダーでファイルを削除することを選択する場合、Parallels Desktop により、このファイルが Mac のハードディスクから完全に削除されることが警告されます。

気を散らさず集中力を維持する

macOS で「おやすみモード」を有効にしておくと、Windows 10 の「集中モード」が自動的に有効になり、Windows アプリからの音声やポップアップ通知に気を散らされることがなくなります。

デバイス

ディスク領域使用の最適化

未使用の領域をどの程度再利用できるかを手動で確認する必要がなくなりました。仮想マシン構成の [一般] タブで、毎回のシャットダウン時に Windows 内で使用されていないディスク領域を自動的にすべて Mac に戻すように設定できます(「再利用可能な領域」を参照してください)。

例えば、Mac 上のハードディスクで 40GB を占有している Windows OS があるとします。これに 10GB のファイルをダウンロードしたりコピーしたりすると、Windows OS のディスクは 50GB まで拡張されてしまいます。このファイルを削除しても、Windows OS のディスクは 50GB のままです。前述の機能を利用すれば、Windows のシャットダウン時にディスクのサイズが自動的に 40GB まで縮小されるようになります。

改良された Boot Camp のサポート

最大 32TB の大容量ハードディスク上に Boot Camp ベースの仮想マシンを作成して使用できます。

サムスンポータブル SSD X5 を Windows で使用する

Parallels Desktop 16 では、Windows 仮想マシンでサムスンポータブル SSD X5 外部ストレージを使用できます。

最近使用した Bluetooth デバイスの Windows への自動接続

Parallels Desktop は、最後に Windows に接続された Bluetooth デバイスを記憶して、次回の Windows の起動時に自動で再接続を試みます。

Bluetooth のセキュアシンプルペアリング(SSP)のサポート

これにより、PIN コードを入力することなく、最新の Bluetooth デバイスをお使いの仮想マシンに接続できるようになりました。

共有プリンターの改良

Windows 10 用の新しいプリンタードライバーでは、両面印刷が可能になりました。また、A0~A6、JIS B5、JIS B6、Double Japanese Postcard Rotated、10 号封筒 、Envelope ISO B、Envelope C5、Envelope DL、Envelope Monarch など、より多くの用紙サイズに対応するようになりました。

表示形式

ダークモードのサポートの向上

Parallels Desktop 16 では、ダークモードの外観が新しくなり、色、コントラスト、フォントなどが改良されました。

macOS Big Sur のネイティブな外観

macOS Big Sur で Parallels Desktop 16 を稼働させている場合、アップデートされた macOS のデザインに対応して、新しいモノクロアイコン、コントラスト、その他のアップデートされた UI 要素などが使用され、統一性のある外観を利用できます。

Pro Edition と Business Edition のみ

転送と追加の展開のための仮想マシンの準備

仮想マシンを別の Mac に転送したり、誰かと共有したり、多数の Mac に展開したりする必要がある場合、Parallels Desktop 16 のこの新機能により必要なプロセスを簡素化できます。コントロールセンターで仮想マシンを右クリックして、[転送の準備] を選択するだけです。Parallels Desktop 16 により、仮想マシンが 1 つのファイルにパッケージ化され、サイズが縮小されて簡単かつ高速にアップロードできるようになります。Parallels Desktop 16 では信頼性の高い In-place パッケージ化アルゴリズムを採用しています。これは Zip 圧縮とは異なり、仮想マシンをパッケージ化するために余分なディスク領域を必要としません。  

業務管理者は、仮想マシンのパッケージを Parallels Desktop 16 Business Edition の新機能(企業向け仮想マシンプロビジョニング、以下を参照)と組み合わせて使用することができます。

カスタムホストオンリネットワークに命名する

ホストオンリネットワークを作成するときに、その名前を指定することができます。

Git リポジトリを使用した作業時の生産性の向上

特にソフトウェア開発に Parallels 仮想マシンを使っているユーザーに向けた機能で、Linux の共有フォルダーにある Git リポジトリに対する”git status”の実行が最大で 75% 高速化しました。

Business Edition のみ

社内仮想マシンのプロビジョニング

システム管理者は、必要なアプリケーションをすべてインストールした事前構成済みの Windows 仮想マシンを作成できます。パッケージを用意してクラウドストレージにアップロードし、Parallels マイアカウントからダウンロードリンクを提供して説明を付記することができます。

業務ユーザーが Parallels Desktop を初めて起動すると、この仮想マシンをダウンロードするよう促されます。プロセスはシンプルで安全です。ユーザーはワンクリックですぐに利用可能な仮想マシンを入手できます。

新しいメジャーバージョンへのアップグレードに対応

Parallels Desktop for Mac Business Edition のアップグレード作業には、システム管理者によるローカルアップデートサーバーのセットアップ、新しいメジャーバージョンの展開、アップグレードのための招待メールの作成などが伴うため、手順が煩雑になる場合があります。このプロセスをシンプルにするために、システム管理者は Parallels マイアカウント内で Parallels Desktop のファイルを新規のメジャーバージョンにアップグレードするための設定を行えるようになりました。

パスワードレスのアップデート

Parallels Desktop のアップデートで、管理者の資格情報が不要になりました。ユーザーが、それぞれ利用している Mac の管理者権限を付与されていない企業環境では、この改善により製品を最新の状態に保つ作業が大幅に簡素化できます。

 

Parallels Desktop 16 で廃止または削除された機能

Parallels カスタマーエクスペリエンスプログラムに参加しているユーザーの統計によれば、製品機能の中には、ほとんど使用されないか、まったく使用されないものがあります。またいくつかの機能は、新しく生じた技術的な制限のためにサポート継続が非常に困難になりました。当社は、これらの機能のサポートを停止するか、または Parallels Desktop から完全に削除して、より重要な機能やさらなる機能強化に専念することにしました。

削除された機能と廃止された機能については、以下を参照してください。削除された機能は Parallels Desktop 16 で利用できなくなります。廃止された機能は引き続き動作しますが、それらの機能に対するサポートは提供されず、次期製品バージョンで削除されることになっています。

上述の機能は、ビジネスに不可欠なものではないため、この変更が業務に与える影響はほとんどないものと考えられています。

 

削除された機能:

macOS 10.15 Catalina で API が利用できなくなったため、Parallels Desktop 15 でこの機能は廃止されました。Parallels Desktop 16 では完全に削除されました。

この機能は、前述したのと同じ理由で削除されました。

Dock で Windows アプリのアイコンを右クリックすると、アプリのコンテキストメニューが表示されます。これには、”Mac を常に起動したままにする”や”フルスクリーンで使用する”などの追加操作が含まれていました。これらの操作の使用頻度は非常に低かったため、Parallels Desktop 16 では、コンテキストメニューからすべての追加操作が削除されました。

この機能は、Internet Explorer で動作せず、Edge では動作しなくなる可能性が高かったため、Parallels Desktop 15 で廃止されました。この機能は Parallels Desktop 16 で完全に削除されました。

使用頻度が非常に低かったため、この機能は削除されました。

技術上の制限により、これらのボタンは削除されました。

技術的な制限によりこの機能を維持することが困難になったため、この機能は削除されました。

 

廃止された機能::

Parallels Mounter により、仮想マシンがオフラインのときに、ハードディスクのコンテンツを参照することができました。この機能は、使用頻度が非常に低い一方で、サポートの継続が困難になったため、廃止されました。仮想マシンの pvm/.pvs/.hdd ファイルが、Parallels Mounter と関連付けられることはなくなりました。この機能は Parallels Desktop 17 では、コマンドラインインターフェイス(CLI)経由でのみ利用可能になる予定です。

スムーススクロールを有効にするチェックボックスは、仮想マシンの構成から削除されました。この機能は問題なく動作しますが、無効にするユーザーがほとんどいなかったためです。

垂直同期チェックボックスは、仮想マシンの構成から削除されました。この機能は問題なく動作しますが、無効にするユーザーがほとんどいなかったためです。

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