対象ユーザー層
- 独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、サービスプロバイダー(SP)、中小規模企業(SME)、および大規模企業
- 仮想デスクトップインフラ(VDI)環境に習熟している Microsoft Azure 管理者および Parallels RAS 管理者
要件
- Azure ポータルのアクセスとサブスクリプション
- Azure Active Directory と関連モジュールに関する経験
単一のリソースグループにリスト表示される仮想マシン(VM)向けの Azure アプリケーション構成
1.Azure ポータルに移動し、[Azure Active Directory] を開きます。
2.新しいアプリを登録します。その後アプリは Azure と Parallels® Remote Application Server(RAS)の間の通信を確立するのに使用されます。
3.登録を完了します。
次のメッセージが表示されれば、登録は成功です。
”アプリケーションテスト VDI アプリ(kb)が正常に作成されました”。
4.Parallels RAS Console に、テナントおよびクライアント ID が必要となります。これにより Parallels RAS Console をホストするサーバーへの保存の実行が容易になります。上述の手順を実行して、[証明書および秘密鍵] を続行します。
5.[新しいクライアントの秘密鍵] を構成します。
6.有効期限を設定して、[追加] をクリックします。
7.このページが更新または再表示されたあとに、秘密鍵が使用されることのないようコピーを実行します。
8.[リソースグループ] を開きます。
9.新しいリソースグループを作成するか、既存のリソースグループを選択して、下方向にスクロールします。
10.グループのパラメーターを指定して、[プレビューおよび作成] をクリックします。
11.[作成] をクリックします。
該当のリソースグループが利用できるようになります。
注: 新しく作成したリソースグループが表示されるように、通常はこのページを更新する必要があります。
12.グループ名をクリックして、[アクセス制御(IAM)] を選択します。
13.アプリケーションに [リーダー] ロールを追加します。
14.アプリケーションを選択したら、[保存] をクリックします。
15.同じ方法でアプリケーションに [共同作成者] ロールを追加します。
16.次のメッセージが表示されれば成功です。
”Test_VDI_Group グループの共同作成者としてテスト VDI アプリ(kb)が追加されました”。
特定のサブスクリプションの下にあるリソースグループをすべてリストに表示する
1.メニューペイン > [すべてのサービス] > [サブスクリプション] からサブスクリプションを開くか、検索機能を使って探します。
2.現在有効なサブスクリプションを選択します。
3.Parallels RAS Console をホストしているサーバーに [サブスクリプション ID] をコピーして、その後 [IAM] を開きます。
4.このサブスクリプションに [リーダー] ロールを追加します。
Parallels RAS Console で Azure VDI プロバイダーを追加する
1.Parallels RAS Console から [ファーム] > [VDI] へ進み、[+] または [タスク] > [追加] をクリックします。(画像をクリックすると拡大表示されます)
2.[クラウドコンピューティング] を選択し、[次へ] をクリックします。
3.名前、テナント ID、サブスクリプション ID、アプリケーション ID、およびアプリケーションキー(クライアント秘密鍵)を入力して、[次へ] をクリックします。
注: このウィンドウの [詳細設定] で、専用 VDI Agent と推奨 Publishing Agent を正しく設定できます。
4.次のウィンドウで、VDI Agent がインストール済みであることが検証され、レポートのステータスは ”OK” になります。[完了] をクリックします。
VDI ホストが追加されました。エージェントの設定を同期するのに少し時間がかかります。
環境によりますが、通常は数分程度が必要です。完了すると、”OK”(緑)のステータスが表示されます。
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