省エネルギー機能は複数のオプションから構成されており、リソース消費を最適化することでコンピューターのバッテリー寿命を延長できます。
次の機能はすべて、コンピューターがバッテリーで動作している場合に限り使用されます。
Parallels Toolbox for Mac
非アクティブのアプリを隠す
省エネルギーにより、アクティブ(アイドル)アプリケーションが非表示になります。
これにより非表示のアプリケーションが、ビルトインの Mac App Nap モードに移動します。このモードではエネルギー消費が非常に小さくなります。
重要でないプロセスを一時停止
省エネルギーにより、バックグラウンドで常に稼働しているいくつかのシステムプロセスが一時停止されます。
これらのプロセスには、Spotlight のインデックス作成、AppStore アップデートの確認、macOS アップデートの確認などが含まれます。
これらのプロセスを一時停止することで、バッテリー寿命が大幅に延長されます。
外部デバイスを取り外し
省エネルギーにより、Mac に接続されたすべての外部デバイスの取り外しが試行されます。
これにはハードディスクやスマートフォンが含まれます。
注: ドライブが使用中の場合、省エネルギーによる取り外しは失敗する可能性があります(ドライブとの間でデータのやり取りが実行中の場合や、フォーマット中の場合など)。
Time Machine バックアップを一時停止
省エネルギーにより、Time Machine による定期バックアップの作成が一時的に停止されます。ただし、すでに進行中の Time Machine バックアップについては停止されません。
Time Machine バックアップのプロセスは、Mac のリソースを大量に消費するため、このオプション設定によりエネルギー消費が劇的に低減します。
注: Time Machine バックアップが重要である場合はこの機能を使用しないでください。
Parallels Toolbox for Windows
バッテリー動作の場合に起動
PC がバッテリー動作になると、省エネルギーが有効になります。
次のオプションが有効化されて Windows の電源プラン設定が変更されます。
画面の輝度を下げる
省エネルギーにより、バッテリー残量に応じて自動的に画面の輝度が下がります。
CPU 最適化を有効にする
省エネルギーにより、CPU のピーク動作が制限され、コンピューターで過度なリソース消費やオーバーヘッドが発生するのを防止します。
ビデオの最適化を有効にする
コンピューターのビデオカードの応答速度が最高速に設定されます。これにより、ビデオの品質は低下し、Windows Aero の効果が無効化されて、バッテリー寿命が延長されます。
他の最適化を有効にする
このオプションを有効化すると、Windows 省エネルギー設定が最適化されます。
コンピューターが 1 分以上アイドル状態になる場合、コンピューターの画面と、接続済みの外部ハードドライブおよび外部ディスプレイは、自動的に取り外し/切断されます。
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