Parallels RAS 17 では、管理者が Remote Application Server (RAS)コンソール内から Windows のリモート管理ツールを使用してサーバーとリモート PC を管理できる機能が追加されました。つまり、標準的な Windows コンピューター管理タスクを実行する必要があるときに、Parallels RAS Console から離れることなくタスクを実行できます。タスクには、リモートデスクトップ接続、コンピューター管理、サービス管理、イベントビューアー、PowerShell、再起動などが含まれます。
[ツール] メニューにアクセスするには、Parallels RAS Console でサーバーを選択し、[タスク] (または右クリック) > [ツール] をクリックします。
[ツール] メニューは、Parallels RAS Console の次のページで利用できます。
- サイト情報
- RD セッションホスト
- 仮想デスクトップホスト
- リモート PC
- ゲートウェイ
- Publishing Agents
以下の表に、利用可能なツールとそれに対応する実行文字列を示します。
注: PowerShell 関連のツールではすべて、PSRemoting を有効にする必要があります。コンピューター管理ツールの要件については、KB 124710 を参照してください。
ツール |
実行文字列 |
説明 |
リモートデスクトップ |
mstsc.exe /v:<selectedRDShostName>:<port> /admin |
選択した RDS ホストへの標準 RDP 接続を開始します。 |
コンピューター管理 |
compmgmt.msc /computer:<selectedRDShostName> |
選択したホストに接続して、コンピューター管理をローカルで開始します。 |
サービス管理 |
services.msc /computer:<selectedRDShostName> |
選択したホストに接続して、サービス管理をローカルで開始します。 |
イベントビューアー |
eventvwr.msc /computer:<selectedRDShostName> |
選択したホストに接続して、イベントビューアーをローカルで開始します。 |
共有フォルダー |
smgmt.msc /computer:<selectedRDShostName> |
選択したホストに接続して、共有フォルダーをローカルで開始します。 |
Powershell |
Enter-PSSession –ComputerName <selectedRDShostName> [-Credential username] |
選択したホストに接続して、PowerShell をローカルで開始します。 |
IPconfig |
|
選択したホストのネットワーク構成を提供します。 |
Ping |
|
選択したホストの ICMP 応答をステータスおよび RTT と共に提供します。 |
Netstat |
|
選択したホストの Transmission Control Protocol のネットワーク接続を表示します。 |
再起動 |
shutdown /m \\<selectedRDShostName> /f /r /t 0 |
選択したホストを再起動します。 |
シャットダウン |
shutdown /m \\<selectedRDShostName> /f /s /t 0 |
選択したホストをシャットダウンします。 |
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