RemoteExec

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概要

この記事では、Parallels RAS コンソールに実装されている RemoteExec 機能の概要を説明します。

説明

Parallels Remote Application Server には、サーバーからクライアントに Shell でリモートコマンドを実行する機能が備わっています。

2XRemoteExec と呼ばれるこの機能により、クライアント側でコマンドライン引数を実行できます。基本動作として、cmd コマンドをクライアントにプッシュします。次にこの機能を使用する例を示します。

この例では、RemoteExec を使用して Internet Explorer (IE) を起動し、クライアント側で Parallels の URL を開きます。ここでは、すべてのクライアント PC と IE が Program Files (x86) フォルダー内に配置されており、RemoteExec をターミナルサーバーエージェント設定で承認する必要があります。

2XRemoteExec を有効にするには、次の手順で実行します。

  1. RAS コンソールを開きます。
  2. [ファーム] を選択します。
  3. [ターミナルサーバー] (バージョン 16 以降は RD セッションホスト) を選択し、この機能を有効にするターミナルサーバーのプロパティに移動します。
  4. プロパティで、[エージェント設定] を選択します。
  5. 2XRemoteExec がクライアントにコマンドを送信することを許可 をオンします。

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RAS セッションで次のコマンドを実行することにより、指定したウェブサイトとともに IE がクライアントマシンで実行されます。

"C:\Program Files (x86)\Parallels\ApplicationServer\2XRemoteExec.exe" "C:\Program Files (x86)\Internet Explorer\iexplore.exe" "www.parallels.com"

サーバーからクライアントへのコマンドの詳細は Parallels RAS 管理者ガイド p. 60-61 をご確認ください。

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