情報
Parallels Desktop Enterprise Edition 9 は、仮想マシンサーバとして実行することができます。
つまり、Parallels Desktop Enterprise Edition は、GUI なしでサービス(バックグラウンドプロセス)として実行することができます。そのほか仮想マシンは、OS X デスクトップに仮想マシンのウィンドウを表示させずにバックグラウンドで実行することもできます。サービスとして実行されるように構成した場合、Parallels Desktop および仮想マシンは OS X が起動すると自動的に起動され、ユーザーが OS X にログインする必要はありません。高性能な Mac で複数の仮想マシンをバックグラウンド実行し、ユーザーに VNC、RDP、SSH、その他のリモートツールを使ってリモート接続させることができます。
Parallels Desktop を構成するには、以下の手順に従います。
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Parallels Desktop を開き、メニューバーで[Parallels Desktop]>[環境設定]をクリックします。次に、[一般]をクリックし、[Parallels Desktop をサービスとして起動]オプションをオンにします。
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[Parallels Desktop のレジュームを無効にする]オプションをオンにすると、Parallels Desktop を終了しても仮想マシンは停止またはサスペンドせず、仮想マシンのセットアップまたはシャットダウンの設定に応じて実行を続けるかシャットダウンします。
仮想マシンを構成するには、以下の手順に従います。
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[Parallels Desktop]メニューバーで[仮想マシン]をクリックし、[構成]をクリックします。
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[オプション]をクリックし、[起動と終了]を選択します。
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[自動的にスタート]メニューで[Mac の起動時]を選択します。これにより、Parallels Desktop サービスは Mac OS X の起動時に仮想マシンを自動的に起動します。
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[Mac のシャットダウン時]メニューで[サスペンド]を選択します。これにより、Parallels Desktop サービスは Mac のシャットダウン時または再起動時に仮想マシンをサスペンドします。
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[ウィンドウを閉じたとき]メニューで[バッククラウドで実行を継続](あるいは、仮想マシンのウィンドウを閉じるときにダイアログを表示させる場合、[処理を確認する])を選択します。これにより、Parallels Desktop をサービスとして実行しているときに、仮想マシンのウィンドウを開くか閉じて、仮想マシンが誤ってシャットダウンまたはサスペンドすることがなくなります。
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好みの設定に従って、残りのオプションを設定します。
- 仮想マシンの設定ウィンドウを閉じて、仮想マシンを起動します。
これで、仮想マシンのウィンドウと Parallels Desktop アプリケーションを閉じても、GUI のみが閉じることになり、Parallels Desktop サービスと仮想マシンはバックグラウンドで実行を続けます。
Parallels Desktop Enterprise Edition および仮想マシンサーバの実行について詳しくは、こちらのマニュアルを参照してください。
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