情報
パフォーマンス
- macOS® での Windows ファイル操作が、ソリッドステートドライブ(SSD)の場合は最大 20%、ハードディスク(HDD)の場合は最大 40% 高速化。
- ハードディスク(HDD)をお使いの場合は、Windows での Windows ファイル操作が最大 50% 高速化。
- Windows に接続された Thunderbolt™ SSD ストレージでのファイル操作が最大 100% 高速化。
- Windows に接続された USB 3.0 ストレージでのファイル操作が最大 40% 高速化。
- 仮想マシンのスナップショットの作成が最大 50% 高速化。
一般的な改良点
- Windows がない場合でも、Parallels Desktop により Windows 10 のダウンロードとインストールが可能になりました。
- Parallels Desktop を試用する場合、初めて仮想マシンを起動してから試用期間が始まるようになったため、仮想マシンで作業できる時間が長くなりました。
- トライアル期間中、Parallels Desktop® for Mac Pro Edition でのみ利用可能なすべてのオプションには特別な「PRO」のマークが付くようになり、必要なエディションを選択しやすくなりました。
- Windows でアップデートのインストール中に Windows の停止またはリセットが試みられると、Parallels Desktop に確認メッセージが表示されるようになりました。
- インターネットに接続されていないために、特定の操作(仮想アプライアンスのダウンロードやインストールなど)が不可能になった場合に、Parallels Desktop から通知が発信されるようになりました。
- スナップショットがある仮想マシンに新たにスナップショットアイコンが表示されるようになり、それをワンクリックするだけでスナップショットマネージャーを開くことができるようになりました。
- 新しいビューモードで仮想マシンを操作できるようになりました。ピクチャ・イン・ピクチャ:
- 仮想マシンが小さなウィンドウに表示され、別のウィンドウに切り替えるとそれが透明になります。
- 仮想マシンのウィンドウをすべての Spaces と他のウィンドウ上に表示できるようになりました。
- [閉じる] ボタンにより、仮想マシンが [ウィンドウ] 表示モードに戻ります。
- Parallels Desktop のすべてのオプションにコンテキストに応じたヘルプが追加されました。[?] アイコンをクリックするだけで、画面の各オプションの説明が読めるようになりました。
- Mac における Windows PC から仮想マシンへの転送機能が改善されました。
- サードパーティ仮想マシンから Parallels 形式への変換機能が改善されました。
- Boot Camp® 仮想マシンでの作業が大幅に改善されました。
グラフィック
- 仮想マシンウィンドウのサイズ変更またはビューモード間の切り替えにおいて、仮想マシンの画面解像度がより迅速かつスムーズに変化するようになりました。
- 当社は引き続き、OpenGL 3.0 のサポートに取り組んでいます。Rage、Wolfenstein: The New Order、Wolfenstein: The Old Blood などのゲームのサポートを追加した Parallels Desktop 12 のアップデートですでに、最初の効果は表れていると考えられます。DIALux evo と Northgard のサポートが追加されました。
- [Retina 解像度] > [サイズ調整] オプションが選択されている場合の Windows の表示が改善されました。テキストがより鮮明になり、グラフィックがよりシャープになりました。
Mac との統合
- ホスト OS とゲスト OS の両方として、macOS 10.13 High Sierra を初期サポートします。このシステムが正式にリリースされたら、Parallels Desktop をアップデートしなければならない場合があります。
- MacBook® の Touch Bar™ を使用して、Parallels Desktop、Windows、および Windows アプリケーションを操作できるようになりました。
- Windows アプリケーションの Touch Bar をカスタマイズできるようになりました。
- Touch ID® で、Parallels Desktop の環境設定と仮想マシン設定が編集されないように保護されます。
Windows 10 Fall Creators Update のサポート
- Windows 10 Fall Creators Update の初期サポート。このオペレーティングシステムが正式にリリースされたら、Parallels Desktop をアップデートしなければならない場合があります。
- People Bar 機能の延長サポート:
- macOS Dock、Finder®、Spotlight® から、People Bar を操作できます。
- 連絡先を好きなだけ Dock にピン止めできます。
- Windows が Coherence で実行されているときに、macOS メニューバーから People Bar を管理できます。
Linux
- Zorin OS、Elementary OS、Kali Linux、Manjaro Linux ゲスト OS のサポートを改善:
- Parallels Tools をインストールし、正しく動作させることができるようになりました。
- インストール中に、これらのシステムが自動的に検出されます。
- Parallels Desktop インターフェイスでこれらの OS の適切なアイコンが使用されるようになったため、ユーザーはこれらを他の Linux 仮想マシンと区別できます。
- Linux Mint 仮想アプライアンスを [インストールアシスタント] からダウンロードします。
新しいデザイン
- Parallels Desktop インターフェイスが改善され、これまで以上に明確かつ使いやすく再設計されました。
- サインインとライセンス関連のダイアログが、より明確かつシンプルになるように再設計されました。
- 仮想マシンのハードディスクプロパティの編集が改善され、若干再設計されました。仮想ハードディスクがデフォルトで最大 256 GB になったため、ディスクのプロパティを編集する必要性が減少しました。
- Parallels Desktop のインターフェイスの色を変えることができるようになりました。明るいグレーからダーク色までのスキームから選択できます。
- Windows 10 で Parallels Desktop アイコンがアップデートされました。
Parallels Desktop ユーザー対象
- Parallels® Toolbox を Mac と Windows の両方にダウンロードしてインストールすることにより、日常のタスクが簡素化されます。(Parallels Toolbox は Parallels Desktop 13 のお客様に無料で提供されています。)
Parallels Desktop Pro Edition および Business Edition のみ
- 1 台の仮想マシンに最大 32 CPU と 128 GB の RAM を割り当てることができます。
- 新しい [メモリの上限の拡張] オプションを使用すると、Mac のメモリよりも多くのメモリを仮想マシンに割り当てることができます。この機能は開発者向けにテスト実施を目的として設計されたものです。
- Intel® VTune Amplifier、Linux の “perf”、Mozilla の “rr” を使用して、アプリケーションの性能を改善できます。この機能を使用するには、仮想マシン構成の [ハードウェア] > [CPU およびメモリ] タブで、 [PMU 仮想化を有効] にします。
- [表示] > [解像度の設定] メニューから、仮想マシンの画面解像度をすばやく変更できます。この機能を使用するには、仮想マシン構成の [オプション] > [詳細オプション] タブで、 [開発者ツールを表示する] を有効にします。
- 仮想マシンの IP アドレスを探すのに時間をかける必要がなくなりました。- [デバイス] > [ネットワーク] メニューで、検索してコピーできます。この機能を使用するには、仮想マシン構成の [オプション] > [詳細オプション] タブで、 [開発者ツールを表示する] を有効にします。
Parallels Desktop for Mac Business Edition のみ
- 一新されたシングルアプリケーションモードで、選択した Windows アプリケーションを操作できるようになったため、経験の浅いユーザーが Parallels Desktop インターフェイス、Windows インストール、仮想化で困ることがなくなりました。詳細については、「Parallels Desktop Business Edition 管理者ガイド」 を参照してください。
- Parallels Desktop 一括展開パッケージの構造が改善されました。
- Parallels Desktop 一括展開パッケージを展開しながら、選択した Windows アプリケーションを macOS Dock に追加できます。
- セキュリティ関連の設定が再設計され、改善されました。
- Touch ID を使用して、仮想マシンでパスワード保護されているさまざまなアクションを承認できます(仮想マシンの状態の変更、仮想マシンの構成の編集など)。
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