Parallels Remote Application Server をバージョン 16.0 にアップグレードするには、下記の手順を実行します。
重要情報
- バージョン 14 以降では 2X OS はサポートされていません。クライアントマネージャーを使用して 2X OS を管理している場合は、バージョン 14 にアップグレードして 2X OS を引き続き使用することはできません。詳細については、ライフサイクルに関するお知らせ を参照してください。
- Parallels Remote Application Server バージョン 10 以前から Parallels Remote Application Server バージョン 16.0 へ直接アップグレードする方法はありません。バージョン 10 以前からバージョン 14 にアップグレードする場合は、こちら のアップグレード手順を実行します。バージョン 14 からはバージョン 16.0 にアップグレードすることができます。
- 変更された新しいライセンスモデルの詳細については、こちら を参照してください。
ステージ 1: アップグレードの準備
- 下記のドキュメントを読んで、最新バージョンのすべての変更点と追加された機能を確認します。
- 現在ご使用の Parallels Remote Application Server のライセンスに有効な更新保証 (アップグレード・インシュアランス) が含まれていることを確認します。更新保証はサポート契約に自動的に含まれるわけではありません。
- RAS サーバーが仮想化環境で構成されている場合には、スナップショットを取得します。
- [RAS コンソール] > [ライセンス] から、現在のインストールでアクティベートされているライセンスキーをコピーして保存します。
- [RAS コンソール] > [ヘルプ] > [バージョン情報] から、現在の Remote Application Server インストールに関する追加情報を収集します。
- 構成ファイルをエクスポートし、別の場所に保存します。
- バージョン 10.6 以前の場合は、[RAS コンソール] にログオンし、[ファイル] > [エクスポート] を選択します。
- バージョン 11.0 以降の場合、このオプションは [管理] > [バックアップ] にあります。
- Parallels Remote Application Server コンソールまたは License サーバーで RAS Web Portal などの別の Parallels 製品が実行されている場合は、以下のようにバックアップして情報を収集します。
- 次のディレクトリとすべてのサブディレクトリをバックアップします。C:\Program Files(x86)\2X および C:\Program Files(x86)\Parallels
- RAS Web Portal に関する情報を収集します。[RAS Web Portal 管理コンソール] > [一般設定] > [バージョン情報]
ステージ 2: アップグレード要件
- ソフトウェアをインストールしてライセンスをアクティベートするには、Parallels RAS コンソールでインターネットアクセスが必要になります。
- すべてのアップグレードは、システム上のユーザーがアクティブにならない時間帯に実施することを強くお勧めします。
- Parallels RAS Web Portal の古いバージョンは、Parallels Remote Application Server の新しいバージョンと互換性がない場合があります。Parallels Web Portal がサーバーにインストールされている場合は、こちら から最新バージョンをダウンロードしてください。
ステージ 3: アップグレード手順
[RAS コンソール] > [管理] > [ソフトウェアアップデート] タブ > [すぐにチェック] > [アップデート] に移動して、RAS コンソール / License サーバーから Parallels Remote Application Server 環境のアップグレードを実行します。
別の方法としてインストーラーを こちらのサイト よりダウンロードし、マスター Publishing Agent (PA) 上で実行します。この手順によりマスター PA がアップグレードされます。
マスター PA とバックアップ PA をアップグレードした後、他のコンポーネントをアップグレードすることを推奨します。バックアップ PA をアップグレードした後、他のコンポーネントのアップグレードが求められた場合、RAS ファーム / サイトに設定されたすべてのエージェントを選択し、アップグレードします。
注意: 複数サイトのファームを構成している場合、セカンダリサイトをアップグレードするには次の手順を 実行します:
- マスターサイト上のコンソールにログインした状態で、コンソールの左ペインよりファームを選択します。
- ファームのリストよりファームを選択し、セカンダリサイトを右クリック > アップデートをチェック > アップデート をクリックします。
- セカンダリサイトをアップグレードした後、サイトを切り替え、最初のバックアップ PA をアップグレードし、他のコンポーネントをアップグレードします
- RAS コンソールにログオンし、すべてのエージェントが認証済みであることを確認します。
- Parallels RAS Portal ソフトウェアを使用している場合は、Web Portal 管理コンソールの [一般設定] > [ソフトウェアのアップデート] > [すぐにチェック] からダウンロードしてインストールします。
ステージ 4: 最終チェック
- 完了後、[Parallels RAS コンソール] > [ライセンス] からライセンスをアクティベートします。
- さらに、同時使用ユーザー数の上限 が、購入したユーザーライセンスカウントと一致していることを確認します。一致していない場合は、Parallels の 営業担当 までお問い合わせください。
追加情報
アップグレード中またはアップグレード後にサポートが必要な場合は、Parallels テクニカルサポート までお問い合わせください。
Parallels テクニカルサポートおよびユーザーと連携してアップグレードをスケジュールすることを強くお勧めします。アップグレードを実施する際には、有効なサポート契約があることを確認してください。
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