Parallels Remote Application Server バージョン 15.5 のログは、既定値では 標準 モードで有効化されています。標準 と 拡張 の2つのレベルでログを取ることができます。
Parallels Remote Application Server サーバーごとのログ
標準と拡張ログ
トラブルシューティングのために特定のサーバーでログを収集するには下記の手順に従います。
RAS コンソールにて、 ファーム / サイト名 / ターミナルサーバー を開きます。
グローバルロギングは既定値で有効化されています。既定値 (標準) か拡張ログを選択することができます。
拡張ログを有効にするには、対象サーバーを右クリックして、ログ > 拡張ログを有効にします を選択します。もう一度メニューを開いて、拡張ログのアイテムの前にチェックマークが入っていることを確認します。
- 拡張ログを無効にするには、再度 ログ > 拡張ログを有効にします を選択します。もう一度メニューを開いて、チェックマークが消えていることを確認します。
ログファイルを参照するには、対象サーバーを右クリックして、ログ > ログの収集 を選択します。
- ログ・ファイルを削除するには、対象サーバーを右クリックして、ログ > ログをクリア を選択します。
Parallels Remote Application Server サイトごとのログ
サイトのすべてのサーバーでログを有効化または無効化することができます。
この方法はParallels テクニカルサポートに問題を報告する際、サポートリクエストと共に送付するログファイルを収集するのに役立ちます。サイト全体のログファイルを収集するには下記の手順に従います。
RAS コンソールにて、ファーム / サイト名 / 設定 より グローバルロギング タブを開きます。
タブページではログ管理のタスクを実行できるサーバーのリストが表示されます。
サーバー - サーバー名
タイプ - サーバーの種類 (ターミナルサーバー、Publishing Agent、ゲートウェイなど)
- ステイタス - ログレベル。デフォルトログか拡張ロギングのいずれか。拡張ロギングはより多くのデータを含むため多くのディスクスペースを消費します。
ログレベルを設定するには、リスト内の対象サーバーを選択し、拡張ロギング アクションアイテムをクリックします。ステイタスがどのログレベルかを示します。ログレベルを変更するには、拡張ロギング アイテムを再度クリックします。
すべてのログを回収 アクションアイテムは、すべてのログを取得し、ファイル名と保存場所を指定して一つのファイルに保存します。ログ回収を行う対象サーバーをあらかじめリストから選択します。CtrlキーまたはShiftキーを押下しながらサーバーをクリックすることにより複数サーバーを選択することができます。
- すべてのログをクリア アクションアイテムは、すべてのログを削除します。このアイテムをクリックした時は、警告なしにログが削除されることに注意します。
ログサイズがしきい値を超えると自動的にログがアーカイブされます。
ログレベル | ログサイズのしきい値 |
---|---|
標準 (デフォルト) | 100 MB |
拡張 | 200 MB |
すべてのログファイルは %AllUsersProfile%\Parallels\RASLogs に保存されます。
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