Remote Application Server は、デフォルトで Secure Client ゲートウェイ と Publishing エージェント とともにインストールされます。ファーム内にはマスター Publishing エージェント は 1 つしか展開できませんが、Secure Client ゲートウェイ のアクセスポイントとリソース公開のエージェント (ターミナルサーバーエージェントなど) は必要に応じて複数展開できます。
以下に Parallels Remote Application Server の各機能のファイアウォール要件を示します。
すべてのコンポーネント
- TCP 135, 445 - リモートからエージェントをプッシュ配信するため
Secure Client ゲートウェイ
外部ポート:
以下のポートが有効になっており、すべてのネットワークノードからの受信トラフィックを許可する必要があります。
- TCP 80
- UDP 80 (RDP-UDP を有効にする場合)
- TCP 443 (SSL を有効にする場合)
- UDP 443 (SSL と RDP-UDP を有効にする場合)
オプション(省略可能):
- TCP 3389 (RDP ロードバランスを有効にする場合)
- UDP 20009 (クライアントマネージャーを有効にする場合)
内部ポート:
以下のポートは Remote Application Server の機能とモジュールの通信ポートであるため、WAN またはインターネットからのアクセスの場合は、有効にする必要はありません。
- UDP 20000 - ゲートウェイ検索
HALB アプライアンス
外部ポート:
以下のポートが有効になっており、すべてのネットワークノードからの受信トラフィックを許可する必要があります。
- TCP 80
オプション(省略可能):
- TCP 443 (SSL を有効にする場合)
内部ポート:
以下のポートは RAS の機能とモジュールの通信ポートであるため、WAN またはインターネットからのアクセスの場合は、有効にする必要はありません。
- TCP 31006
- UDP 31006
- IPプロトコル番号 112 (VRRP)
Publishing エージェント
内部ポート:
以下のポートは Remote Application Server の機能とモジュールの通信ポートであるため、WAN またはインターネットからのアクセスの場合は、有効にする必要はありません。
- TCP 20030 - 複数 Publishing エージェント間の通信
- TCP 20002 - Secure Client ゲートウェイおよび UI コンソールとの通信
- TCP 20003 - ターミナルサーバーエージェントとの通信
- TCP 20001 - 他の Publishing エージェントとの通信
アウトバウンド(外向き) TCP 443 - Parallels ライセンスサーバーとの通信:
バージョン 14 以前:
erp.2x.com prm.2x.com
バージョン 15 以降:
ras.parallels.com account.parallels.com
ターミナルサーバーエージェント
内部ポート:
以下のポートは Remote Application Server の機能とモジュールの通信ポートであるため、WAN またはインターネットからのアクセスの場合は、有効にする必要はありません。
- TCP 30004 - ターミナルサーバーエージェントの通信ポート
- UDP 30004 - エージェントステータスのチェック
- TCP 3389 - 標準 RDP 接続
- UDP 3389 - 標準 RDP 接続
- TCP 30005 - ターミナルサーバーエージェントの内部通信ポート
VDI エージェント
内部ポート:
以下のポートは Remote Application Server の機能とモジュールの通信ポートであるため、WAN またはインターネットからのアクセスの場合は、有効にする必要はありません。
- TCP 30006 - VDI エージェントの通信ポート
- UDP 30006 - VDI エージェントの通信ポート
- TCP 30007 - VDI エージェントの通信ポート
- TCP 30009 - VDI エージェントの通信ポート
Remote PC エージェント
内部ポート:
以下のポートは Remote Application Server の機能とモジュールの通信ポートであるため、WAN またはインターネットからのアクセスの場合は、有効にする必要はありません。
- UDP 30004 - エージェントステータスのチェック
- TCP 3389 - 標準 RDP 接続
- UDP 3389 - 標準 RDP 接続
- TCP 30005 - ターミナルサーバーエージェントの内部通信ポート
レポート作成機能
以下のポートは Publishing エージェントと Remote Application Server レポート作成機能サービス間の接続に使用されます。
- TCP 30008 - デフォルト設定
ゲスト エージェント
内部ポート
以下のポートは Remote Application Server の機能とモジュールの通信ポートであるため、WAN またはインターネットからのアクセスの場合は、有効にする必要はありません。
- UDP 30004 - エージェントステータスのチェック
- TCP 3389 - 標準 RDP 接続
- UDP 3389 - 標準 RDP 接続
- TCP 30005 - ターミナルサーバーエージェントの内部通信ポート
パフォーマンスモニター (v16.1 以降)
- TCP 8086 - InfluxDB
- TCP 3000 - Grafana
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